供養の悩み:暗く冷たいお墓より、自然葬(散骨・樹木葬)がいい

死んだら大自然に還りたい
以前は、火葬した遺骨はお墓に納骨するのがあたり前でしたが、昨今、散骨や樹木葬を考える人、そして実際に自然葬を行う人が急速に増えています。
「暗く、冷たい墓に入りたくない。」
「自分は、好きだった海や山で自然(土)に帰りたい。」
あるいは、自分の死後遺された家族や子供に高い墓やその後に続くお寺さんとのつきあいで面倒かけたくない・・、などの理由もあるようです。

 
樹木葬・桜葬を選んだ理由としては、
「自然に還ることができる。そして地中に埋められた自分の骨が墓標替わりの花木の栄養となり、時期が来ると毎年美しい花を咲かせてくれるというロマンティシズム」
「継承者がいなくてもいい」
「費用面からも生前の通信費程度の管理費と納骨時の費用だけであり、子どもたちに負担をかけない」
といったところが人気の秘密のようです。

 
つまり樹木葬は生前予約ができること、縁者もなく将来、無縁化するお墓のような心配がないため、急速に支持される方が増えています。
さらに「お墓は要らない」という人の受け皿にもなっているようです。
ただ、海や山への散骨の場合、残された遺族にとって墓石のように手を合わせる具体的なものがないため、手元供養と組み合わせる人が多いようです。

 

解決レシピ
①樹木葬、散骨の検討をおすすめいたします。
樹木葬の詳細
散骨の詳細
そして自分に合った方法、場所、業者など検討してみてください。
ただ、樹木葬・散骨では、将来遺骨を取り戻すことが出来ない場合がほとんどです。
全ての遺骨を散骨や樹木葬としたあと、日頃手を合わせる対象がないと後悔される人は多いようです。
ご遺骨の一部を手元供養とすることをお勧めします。

②樹木葬、散骨はここ10年20年の歴史しかありません。
ご家族の理解を得るよう、しっかり話し合って決めましょう。

 

手元供養解決物語

【墓の替わりに海洋散骨と手元供養】
夫は次男なので墓のことも考えましたが、子供たちは遠方で、自分自身はこれから老い行く身、墓をつくっても何時まで見守ることができるかを考えた時、夫自身の遺言でもあったので散骨の方法を取りました。
夫の遺骨を散骨し、手元供養の地蔵碑に分骨して手許に置くようにしましたので、何時も傍にいる様な感じで、一人暮らし乍ら、なぜか不安がなく安心した生活をしております。
佛壇に置き、毎朝声をかけられることが何よりです。
足腰の弱い者にとっては身近で供養出来る幸せを感じます。(77歳)

 

【遺族が困ってしまう遺言を残した夫】
「主人は”私が死んだら葬式はしなくてよい。お墓もいらない。戒名はいらない。仏壇も買う必要はない。”
・・そう言い残して病気で亡くなりました。
身内だけの葬儀は済ませましたが、主人(享年46歳)の一周忌を前に “お墓もない。戒名もない。
親戚からは、一周忌が済んだら納骨しないと、仏様が成仏できないよ。と言われるし、頭の中が混乱してしまっていました。
そんな折、手元供養の新聞記事を見て、すぐに実物を見たくなり、博國屋さんを訪れました。」
という、S(仮名)さん。
“遺言通りにしていたら、わたしの手元には何も残らない。それが辛くてなかなか行動出来ないでいましたが、これで遺言も守り、私のそばにもいてもらえます。”と、手元供養品を手にほっとしておられる様子でした。
「お骨は少し納骨容器にいれて、あとは山が好きだったご主人のために、山での散骨を考えています。でも、もう少し時間をかけて後悔のないようにします。」 と、後日いただいたお手紙に書かれていました。

 

散骨は、法的にも、問題ありません。
墓地・埋葬に関する基本法である「墓埋法」は、昭和23年に出来た法律です。
敗戦直後の混乱の中で、安易な土葬による伝染病などの広がりを避けるために、土葬あるいは火葬後の遺骨を墳墓などの納骨場所に埋蔵,収蔵することについて規定したもので、すでに焼骨(800~900度)され、衛生上問題なくなった遺灰を海や山に撒く散骨は想定されておりません。
散骨をするための特別の許可や届出は必要ありません。
しかし、散骨サービス企業などに依頼する場合、火葬許可証(埋葬許可証)は提示する必要があります。

 

厚生労働省の見解
埋墓法は、戦後の混乱期に土葬して伝染病が広がらないようにという心配から生まれた法律です。上記の通り「遺灰を海や山に撒く」といった葬法は想定していないから対象外としている。

法務省の見解

「刑法190条」の規定は社会的習俗としての宗教的感情などを保護するのが目的だから、「葬送のための祭祀で節度を持って行われる限り問題はない」としている。
刑法190条:死体、遺骨、遺髪又は棺内に蔵置したる物を損壊、遺棄、又は領得したる物は3年以下の懲役に処す。

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