遺骨の悩み:自分の行き先を決めておきたい

自分のエンディングを考える
自分の人生の幕をどう降ろすか。事前にある程度の自己決定をすることは重要なことです。
お墓の継承者に不安を持つ人や、子どもに負担をかけたくないと考える人、あるいは今あるお墓が無縁化するのではないかと心配されている人は多いようです。
一方で、医療費負担の増加や年金問題などお年寄りにとって将来への不安は増すばかり・・。
夫婦の葬儀やお墓について事前に決めておくこと(生前予約)で老後の人生を安心して楽しめると 考える人も増えてきました。元気なうちから考えるべきことは沢山あります。

たとえば・・
●認知症になったらどうして欲しいのか。
●延命治療をどうするのか。
●死を誰に知らせるべきか。
●遺産相続の望み。etc

命のかかわる決断事であったり、遺産を自分の考えに沿った形で残すためにも、ご自身の意思表示が大切です。
いざというとき家族を困らせない、家族への愛情表現ともいえます。
自分のエンディングを考えることは、後ろ向きな様で、じつはまだまだ死ねないことに気づかされたりと前向きなテーマです。
そしてそれぞれの決定が、ご自身の安心にもつながるのです。
下の実例なども参考に、自分にあったエンデイングを考えてみてください。

 

”エンディング・ノート”とは
自分に万が一のことが起こった時のために、伝達すべき様々な事項をまとめてノート形式で記入しておくのが「エンディングノート」です。
「エンディングノート」を書いておくと、自分の死後、あるいは意識不明となるような発病、入院時などの際に、役に立ちます。
直接、伝えにくい事柄も、ノート形式で記録しておくことで、確実に伝えることができますし、自分が希望している葬儀の形をはっきりと明示しておくことができます。
残された人にとっても、当人の意向が分かるので、悩むことなく、葬儀を行うことができます。
それ以外にも、自分史を記録したり、人生のエンディングをトータルにデザインするためのノートです。
遺言書と違いは、記入する内容が広く自由で、また死亡時だけでなく生存時も対象にしてる点ですが、財産分割などの法的な効果を期待する場合は、遺言書も併用して用意するといいでしょう。

 

解決レシピ
①嫁ぎ先の墓に入ることを望まない、自然葬永代供養がいいと考えている場合ですと、お墓以外の納骨方法をお勧めいたします。
もちろん、自分の葬儀も供養も遺族が行うもので、自分でおこなえません。
自分自身の望みを叶えるには、葬儀の主体者となる家族の理解が不可欠です。
家族と話し合って理解の得られる納骨方法を決めましょう。エンディングノートに自分の希望を書き、例えば樹木葬の生前契約や手元供養の生前購入など自分の意志とともに具体性を持たせることで実現性が高まります。

樹木葬散骨本山納骨では、将来遺骨の返還は出来ない場合がほとんどです。
納骨堂による永代供養でも一定の期間が過ぎると、合祀されお骨の返還は受けられません。
家族の理解を得やすくするためにも、日々の供養にご遺骨の一部をご自宅で手元供養と する組み合わせをお勧めします。

 

手元供養解決物語

【ご主人の供養と、わたし用に】
お墓はあるけれど、夫の遺骨を手放せないまま6年が経ちました。
家族想いだった夫が家族と離れたくないだろうと思ったのと、ずっとそばにいてほしかったから。
いつまでもこのままでいいのか・・不安もありましたが、「おもいで碑」に分骨することで安心して納骨の決心がつきました。
お地蔵さんに納骨後、わたしも横にいたいので自分用にも準備しました。
ふーっと安心しました。(姫路市)

 

【ある日突然の白血病~ある女性の日記より~】
国立がんセンターの記事を読んでから、ヅラ探しばかりしていた私が探し始めた物は、引き出し式とかの小さい永代供養の墓とか、葬儀屋。
「神様は世界にひとつ」という考えの私は、特別な宗教を信じていない。宗教同士で争う事自体、間違っている。神様は全知全能の神がこの世にひとつ。
人によって見え方が違うだけ。でも、神社があれば拝むし、お地蔵さんがいれば、拝む気持ちになる。神聖な物に区別は無い。
私はそう考えている。
でも、つまんない葬式で、訳わかんない生ぐさ坊主がやってきて、むにゃむにゃ念仏唱えて、さーいくら、戒名はいくらとか、そんなの許せない。
私にお別れを言いに来てくれる人が集まる。それでいいんだ。
出来れば、私の好きだった、ショパンでも流しておいてくれ。アシュケナージやブーニンより、ルイサダとか中村紘子の方が好きだ。音響設備が悪いなら、ピアノ弾き雇ってきてくれ。坊主に払うお布施用意すれば雇えるだろー。
父方の墓には死んでも入りたくない。これは遺書にしっかりと書いておかなければいけない事だ。
もし入れたら、あの世から執念で化けて出てくると書いておこう。
永代供養っての探して、実際関西にもいくつかあるんだけれど、50年は一応小さな墓用意して供養してくれて、50年経つともうなんでもかんでもの山盛りの中に入れられてしまう。
別に永代供養なんて要らないよ。
墓・・・要らないな。と思って探していると面白い物を見つけた。
京都の博國屋さん「おもいで碑」ってのを作っている。いわゆるメモリアルオブジェってやつか。。。拝む対象というか、まー墓の代わりみたいなものさ。
そこのトップページのおじぞうさんの顔を見た時、これだ!!と思った。
私は、仏教の幼稚園だったので、卒園時に、黒と金の小さな焼き物の仏様をペアでもらったんだけど、母はいまだにお茶やお菓子を供えている。
これなら、仏様と一緒に飾れる!!しかも顔が可愛いの。
うん、決めた。これにしよう。
どーせ母が死んだら、あと墓参りなんて行く人もいないし、墓は買うのはやめよう。これ買おう。・・・

 

この書記は、ある日突然重い白血病を宣告されたRinRinさんのブログに記載されておりました。
明るく強く、前向きに闘病されているRinRinさんでしたが、私がこのブログを知った4ヶ月前に惜しくも亡くなられておりました。
おもいで碑の存在を知ってもらい、ほんの少しでもRinRinさんの安心になったでしょうか。
必ず迎える死、逝く側、残る側、だれにとっても不安なものです。
わたしどものご紹介する手元供養が不安解消の一助となりましたら、本望です。

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